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農業用水を考える『みやぎ円筒分水工サミット』

みやぎ円筒分水工サミット1去る11月11日(木)東北歴史博物館(宮城県多賀城市)3F講堂において、農業用水水源地域保全対策事業の普及啓発活動の一環として『農業用水を考える 「みやぎ円筒分水工サミット」』を開催した。このサミットは円筒分水工を始めとする「農業水利施設の歴史性や地域での役割をふり返り、幅広い人々に農業用 水・水源地域のありがたさや、これからの課題に対する理解」をしていただくことを目的として実施し、県、市町村、土地改良区、一般等170名が参加した。

サミットは、水土里ネットみやぎ千葉専務理事の主催者挨拶に始まり、続いて後援者を代表して宮城県農林水産部次長高橋清隆様より祝辞をいただいた。基調講 演では、講師に東北大学大学院工学研究科准教授後藤光亀氏を招いて 『みやぎの土木遺産-円筒分水工とその水ものがたり-』 と題して講演を行った。後藤先生は土木学会選奨土木遺産選考委員会東北支部、土木学会東北支部野蒜築港120年委員会などで活動され、土木遺産の社会へのアピール、技術者へのアピー ル、まちづくりへの活用、失われおそれのある土木遺産の救済・保護活動に尽力している。その中の一つである円筒分水工について全国にある様々な形をしたも のをスライドを交えながら土木遺産の大切さについて力強く話された。

みやぎ円筒分水工サミット2 みやぎ円筒分水工サミット3

パネルディスカッションでは、宮城大学食産業学部加藤徹教授をコーディネーターに、パネラーとして水土里ネット澄川佐藤洋治理事長、水土里ネット河南矢本 門間満信工務課長、水土里ネット美里東部佐野孝幸総務課長、宮城県温暖化防止活動推進ネットワーク太田美智子事務局長の4人に、基調講演をいただいた後藤 光亀准教授を交え、『歴史的土地改良施設から農業用水・地域農業の未来を考える』と題し、農業用水を使用する代表、里山・水源地の大切さについて活動して いる代表、それぞれの立場で、ディスカッションを行った。

みやぎ円筒分水工サミット4 みやぎ円筒分水工サミット5

参加者からのアンケートでは、「森林、農業用水が人々の生活環境と大きな結びつきがあることを多くの県民のみなさんに知っていただくことが重要と思いまし た。」、「地域で活動されている生の声が聞けて良かった。」、「農業用水の多面的な活用性を理解した。」、「食糧生産の基盤、水と土と人の大切さが理解で きた。」など林業、農業、環境に関しての様々な感想が寄せられた。